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猫の神話伝説

猫 Photo by mark sebastian

猫の神話伝説

 

猫について

 ネコの家畜化は紀元前3000年ころの古代エジプトに始まったようです。穀物を食い荒らすネズミを駆除するために家畜化されたと考えられています。古代エジプト人はネコを大切にし、死後にはミイラとしました。
 エジプト王国はネコの国外持ち出しを禁止していましたが、フェニキア商人により密輸され、ローマ帝国に伝わり、ヨーロッパ全域に広がりました。

 日本には仏教伝来と同時に渡来したといわれますが、はっきりしたことはわかりません。
 日本においてネコが文献上初めて登場するのは、882年成立したと考えられる仏教説話集『日本霊異記』。慶雲2年(705年)に豊前国の膳臣広国(かしわでのおみひろくに)が、死後ネコに転生し、息子に飼われたとの説話が収められています。
 上の話は説話ですが、ネコが飼われていたことの確かな記録としては、宇多天皇の日記『宇多天皇御記』。 寛平元年(889年)二月六日の条に自分の飼い猫の様子が書かれているのが最初。

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