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熊の神話伝説

アルテミス Photo by moonjazz

熊の神話伝説

 

熊について

 日本にはツキノワグマとヒグマの2種類が生息しています。
 熊は大きな体と力強い四肢をもつ日本最大最強の猛獣ですが(ツキノワグマで体重210kg、ヒグマだと体重780kgにもなる)、それにもかかわらず、熊は人気者で、絵本の主人公になったりぬいぐるみになったりしています。

 熊は、木の実や草の根、蜂蜜、ときに魚や肉を食べる雑食性の動物です。
 そしてまた人も、狩猟採集で生活を成り立たせていた頃は、木の実や草の根、蜂蜜、ときに魚や肉を食べるという熊と同じような生活をしていました。人と熊の生活域は重なり、ときにばったり鉢合わせというようなことも多かったことでしょう。
 また、熊は、二本足で立ち、前足を手のように器用に使うことができます。人と熊とは似た者同士でした。

 人は、熊の強大な力を恐れながらも、熊に親しみの感情を抱きました。人は熊を狩り、ときに熊も人を襲うことがありましたが、人は熊に尊敬と友愛の気持ちを抱きつづけてきました。

 熊は人にとって特別な動物だったので、熊が身近にいなくなった今でも、私達は熊が好きなのでしょう。

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